【10000冊PJ】ごはんを食べるということ*ハチミツにまつわる温もりあるお話
ごはんをおいしく食べられるということ。
これだけでも幸せなこと*
私はストレスを大きく感じると食欲が無くなります。
前職ではストレスフルな環境のせいで、
おいしいと思いながら食事を取れなくなった経験があります。
だから、
「お腹が空いて、
ごはんがおいしいって思いながら食べられるって幸せなこと。」
と気づきました。
その時のことを思い出した、1冊です。
『今日のハチミツ、あしたの私』
著者 : 寺地 はるな
発行年 : 2017年
今日のハチミツ、あしたの私 >> https://bookmeter.com/books/11648285
恋人の故郷で、養蜂の仕事をすることになった主人公。蜜蜂達の生態や仕事の奥深さを知り、見知らぬ土地で懸命に自分の居場所を作っていく。
不器用だけど愛情深い人達の姿に心が温かくなる作品です。
『蜂蜜をもうひと匙足せば、たぶんあなたの明日は今日よりも良くなるから』
16年前生きることに絶望し、拒食症だった主人公が
蜂蜜の小瓶をくれた女性に出会った時に言われた言葉。
以来、
どんなに落ち込んでも食べることをおろそかにしない。
見知らぬ土地で、
懸命に生きる姿に元気をもらいました。
『自分の居場所があらかじめ用意されてる人なんていないんだよ。
自分でつくっていかないと。』
環境は用意されているのではなく、
自分でつくっていくもの。
だから、自分が変わらなければ未来も変わらないということですね。
ちなみに、
ハチミツのひと匙は、
蜜蜂が一生かけて集められる蜜の量。
ハチミツのひと匙は、
彼らが一生かけて成し遂げた功績なんです。
その功績を頂戴すれば、
あなたの明日は今日より良くなるかもです。
■ハチミツのおはなし🐝
薬膳では、ハチミツは消化器系と呼吸器系に働きかけると言われています。
特にこの季節は、
乾燥の影響により、乾燥肌や風邪、便秘になりやすいです。
ハチミツは、肌、呼吸器系、腸を潤してくれます。
対策効果が期待できる食材です◟̆◞̆♡
胃腸の働きも整えてくれるので、
胃痛や胃もたれを和らげてくれます。
忘年会シーズンの暴飲暴食になるこの時期に参考にしてみてください。
【参考. 薬膳・漢方の食材帳(2010),
からだに役立つ薬膳・漢方の食材便利帖(2015)】
ハチミツに大根をつけて作った、
*ハチミツ大根シロップ*
私はよく喉風邪を引いてしまいます。
喉がイガイガおかしくなる前、
またはイガイガになってからでも、
効果があるのでおススメです♪
皮付きの大根でどうぞ☆
■誰と何を食べるかを大切にしたい
栄養素は
身体をつくったり、整えるにはすごく大切です。
だけど、
私はもっと大切にしていることがあります。
それは、
誰と何を食べるか
ある幼稚園で、母親が手作りのお弁当ではなく、栄養があるからといってサプリメントを持たせていたそうです。
それを聞いて、やるせない気持ちになったことを覚えています。
食事は、楽しくおいしく食べてこそ、
自分のためになるのかなという考えを持っています*
『食べものが身体をつくるのはあたりまえだけど、それだけじゃなくて。
誰かと一緒にごはん食べて楽しかったとかおいしかったとか、そういう記憶ってずっと残ってる。なくならないよ。
記憶が残るなら、それはごはんも残ってるってことだよ。』
私の中で
そういうことなの!!
と、 興奮しました(笑)
言語化されてすっきりできました✨
日々の生活のなかで
ほんの少しでも意識してもらえれば幸いです*॰ْ✧ً
最後まで読んでいただきありがとうございます◟̆◞̆♡